こんにちは、鬼丸です。
団体名を、「Dialogue For Peace」と銘打っているように、
「対話」を通じて、平和をつくることや、
「平和」について、率直に「対話」することを、
大切にしています。
私たちが大切にしている「対話」とは、
「会話」や「議論」とは異なるものです。
「議論」は、何か決定する目的で、二者以上が話し合いをするもの。
「会話」とは、相互の理解を促進し、親しみを増すために、
テーマのない言葉を交わすこと。
だと、私は認識しています。
では、「対話」とは、何でしょうか。
それは、
「相互に、変化を促す「気づき」が訪れるコミュニケーション」
だと考えています。
それゆえに、「対話」で何を決める必要性はありません。
対話に参加をしているすべての人が、
同じ気づきを得る必要性もありません。
結果として、対話に参加をした人たちが
それぞれに必要としている気づきが訪れたとき、
よい対話が実現したと言えるのだと思います。
相互に必要な気づきが訪れるためには、
まず相手の話を率直に聞きこと。
そして、自分の気持ちを率直に話すこと。
率直な語り合いが、
互いの心に「気づき」を、
導き出すのだと信じています。
鬼丸昌也